従前のプラン局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/11 00:20 UTC 版)
2011年に放送法施行規則に規定される前においても、「プラン局」という概念は存在した。1985年(昭和60年)当時のテレビジョン放送局の種類は次のとおりであり、現在の親局に相当する局が一次プラン局とされていた。 一次プラン局 放送対象地域の中心的地域(県域を対象とする放送の場合は県庁所在地)を放送区域とする放送局 二次プラン局 一次プラン局を補完するため、市及び主要町村並びにそれらの周辺地域を放送区域とする放送局 微小電力放送局 二次プラン局を補完するため、原則として3,000世帯以下を対象とする放送区域に対し、他の放送局の放送番組をそのまま中継する放送局。空中線電力は、原則としてVHF帯3W以下,UHF帯10W以下で、混信の除去のためオフセットキャリア、指向性空中線、垂直偏波等を使用することがある。 極微小電力放送局 原則として300世帯以下を対象として、電波伝搬特性上閉鎖的で狭小な放送区域に対し、他の放送局の放送番組をそのまま中継する放送局。空中線電力はUHF帯0.1W以下で、混信除去のため指向性空中線、垂直偏波等を使用することがある。
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