後期発生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 16:01 UTC 版)
三胚葉が確立した胚ができると、これら三つの層の分化が進み、神経胚を形成する。神経胚期に、外胚葉は、神経管(neural tube)、神経堤細胞(neural crestcells)と表面(epidermis(表皮外胚葉(surface ectoderm))の形成をもたらす。外胚葉のこれら3つの構成要素は、それぞれ別の特定のセットの細胞をつくりだす。神経管の細胞は、中枢神経系になる。神経堤細胞は、末梢および腸神経系になり、メラノサイト、顔面軟骨や歯の象牙質にもなる。表皮細胞領域は、表皮、髪、爪、皮脂腺、嗅覚、口上皮だけでなく、目を生じさせる。
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