当日の915便
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「フィンエアー915便撃墜未遂事件」の記事における「当日の915便」の解説
使用されたDC-10-30ER型機はフィンエアーにリースされ運航していたが、機体記号はN345HCとしてアメリカ合衆国にて登録されていた。1981年に製造されてフィンエアーが受領し、後にムーミンの特別塗装機として運航された。 915便は1987年12月23日の日本時間午前10時(フィンランド時間午前3時)頃、成田空港をほぼ定刻通りに離陸し、乗員18名(パイロット4名、フィンランド人12名と日本人2名の客室乗務員)と乗客201名を乗せていた。巡航高度は10,600メートル(34,800フィート)であった。 離陸後はベーリング海峡へ北進して北極点を越え、慣性航法装置を用いて南方のスヴァールバル諸島へ、そしてヘルシンキに向かっていた。ベーリング海峡到達前にはアリューシャン列島上の国際日付変更線を越え、しばらくの間は前日の12月22日に飛行していた。
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