当事者の声
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 00:09 UTC 版)
白根は、落球が起きた瞬間について「何が起こったのかわからなかった」と振り返っており、また直後にそれがタイムリーエラーとなったとわかった際には「まさか落とすとは…」と呆然としたという。 本田は、「捕ってから考えればいいことを捕る前から考えていた」ことが落球の原因であると後に語っている。落球直後は「これは夢か」と自らの落球を受け入れられない状態となっていたという。その後、本田は、大阪体育大学に進学し、全日本大学野球選手権大会にも出場。大学進学の際には、本田に対し、白根は「大学では落とすなよ」と後輩ながらもアドバイスし、同学年の糸原も「落としたくて落としたんじゃないもんな」とそれぞれ気を掛けていた。本田はこの落球での反省と教訓を活かし、大学4年間では試合での落球ゼロを達成した。卒業後は自動車ディーラーのトヨペット店(島根トヨペット)に就職した。
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