張果とは? わかりやすく解説

ちょう‐か〔チヤウクワ〕【張果】

読み方:ちょうか

中国唐代仙人。尭(ぎょう)の世に生まれた称し恒州中条山に隠居。白い驢(ろ)に乗って日に数万里を行き休息する時はその驢を腰の瓢に収め、行く時はその瓢の噴くとたちまち驢が現れたという。白驢にまたがった姿は好んで画題とされた。八仙一人張果老


張果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 10:25 UTC 版)

張 果(ちょう か、?~742年)は、中国の代表的な仙人である八仙の一人。敬称を込めて、「張果老」と呼ばれる。玄宗時期に宮廷に招かれ、様々な方術を見せた。天宝年間に尸解(死んで肉体から解脱し、仙人になる)したといわれる。正史にも名を連ね、多くの伝承を残している[1]


  1. ^ 旧唐書』、『新唐書』にも伝はあるが、伝奇小説である張読著『宣室志』が資料として古い上に詳細に渡り、重複する部分が多いため、この記事は『宣室志』の記述によるものを中心とする。『宣室志』には張果が唐の太宗高宗父子に招かれたとしているが、正史にはその記述はない。
  2. ^ このため、張果を題材にした画には驢馬に乗る姿が描かれている。ただし、この話は正史にはない。
  3. ^ この話も正史にはない。葉法善は、新旧唐書ともに開元8年(720年)卒と記載されている。


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