式内社4社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 18:31 UTC 版)
本殿西方には屋根がつながった4社があり、これらはそれぞれ式内社に比定されている。 天国津彦神社 祭神:磯良大神 社格:式内社「天国津彦神社」論社、越前国内神名帳「正四位 天国津彦神」論社 祭神の「磯良大神」とは三韓征伐に関連する阿曇磯良を指す。祭神を吉備津彦命の弟の若武命とする説もあるが不詳。 天国津姫神社 祭神:龍女神 社格:式内社「天国津比咩神社(天国比咩神社)」論社、越前国内神名帳「正四位 天国津姫神」論社 天鈴神社 祭神:住吉大神 社格:式内社「天鈴神社」、越前国内神名帳「正四位 天鈴神」 伊覩神社 祭神:白木彦神 社格:式内社「玉佐々良彦神社」、越前国内神名帳「正四位 天玉佐々良彦神」 祭神は高良玉垂命とも、玉佐々良彦神であるとも。 『日本文徳天皇実録』によれば、天国津比咩神・天国津彦神・天鈴神・玉佐々良彦神の4神は、いずれも天八百万比咩神とともに斉衡3年(856年)に官社に預かって従五位下の神階に叙されている。
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