建御柱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:47 UTC 版)
祭りのフィナーレといえる。各宮の四方に柱を立てる。御柱の頭を三角錐に切り落とす冠落しが施される。そしてワイヤを御柱に巻きつけ、車地という道具を使って巻きあげて御柱を建てていく。建御柱の際には御柱に多数の男たちが乗り、にぎやかに盛り上げる。御柱が建つと諏訪市中洲の中金子区によって穴埋めの儀が行われる(本来はこの建御柱の穴を埋めるのは中金子区しか行うことができない。しかし中金子区からの委託によりその御柱の担当地区が埋めることを許される)。2016年(平成28年)までは里曳き2日目に前宮の4本、最終日に本宮の4本が建てられていたが2022年は8本の御柱全てが最終日に建てられた。1998年(平成10年)の長野オリンピックの開会式でも建御柱を行った。
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