庚紫珀(こうしはく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 02:20 UTC 版)
李尚(李久皇子)の母。長安生まれのソグド系の女性で、琵琶を奏する。元々は庶民で、14歳の時に生活が苦しくなったため、城の一角にある、宴で楽器を奏する宮女の養成学校に入った。そして、寝付けない夜に亭子(あずまや)で練習していて沈雲と出会い、逢瀬を重ね、「いずれ迎えに来る」という約束を信じていたが、ある宴で演奏した事がきっかけで皇帝に見初められ、後宮入りした。その後、皇子をもうけるが、以来皇帝の訪れが絶えてしまう。
※この「庚紫珀(こうしはく)」の解説は、「月色光珠」の解説の一部です。
「庚紫珀(こうしはく)」を含む「月色光珠」の記事については、「月色光珠」の概要を参照ください。
- 庚紫珀のページへのリンク