底が十を超える場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 21:05 UTC 版)
桁の底が十を超える場合、アラビア数字を用いた方法では、十を A 、十一を B 、十二を C …というようにラテン文字のアルファベット大文字で表記する。一方、数字以外の分野では、 A を甲、B を乙、C を丙…というように、十干がアルファベット大文字の機能を果たしている。従って、桁の底が十を超える場合は十干を用い、A を「十」、B(= 十一)を「甲」、C (= 十二) を「乙」、D (= 十三) を「丙」…というように表記する。 例えば、「2A4」は「二十四」(十二進法で41210、十六進法で67610、二十進法で100410に相当)、「50D」は「五〇丙」(十六進法で129310、二十進法で201310に相当)、「9A.B」は「九十・甲」(十二進法で {118+(11/12)}10、十六進法で {154+(11/16)}10、二十進法で {190+(11/20)}10に相当)という表記になる。特に十進法と区別する場合、「 (二十四)乙 」というように、括弧書きで N 進法を明記することになる。
※この「底が十を超える場合」の解説は、「漢数字」の解説の一部です。
「底が十を超える場合」を含む「漢数字」の記事については、「漢数字」の概要を参照ください。
- 底が十を超える場合のページへのリンク