幡山村とは? わかりやすく解説

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幡山村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 14:09 UTC 版)

はたやまむら
幡山村
廃止日 1955年2月11日
廃止理由 編入合併
幡山村 → 瀬戸市
現在の自治体 瀬戸市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
愛知郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 20.82 km2.
総人口 5,313
(1955年2月11日)
隣接自治体 瀬戸市、愛知郡長久手村東春日井郡旭町西加茂郡猿投町保見村
幡山村役場
所在地 愛知県愛知郡幡山村大字菱野字中切1940
座標 北緯35度12分09秒 東経137度04分50秒 / 北緯35.20242度 東経137.08047度 / 35.20242; 137.08047座標: 北緯35度12分09秒 東経137度04分50秒 / 北緯35.20242度 東経137.08047度 / 35.20242; 137.08047
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幡山村(はたやまむら)は、かつて愛知県愛知郡にあったである。愛知郡の最北東部に位置していたが、現在は瀬戸市の南部に該当する[1]

この地には古より本地村、菱野村、山口村の3つの村があり、中世以前は山田郡に属し豪族が住み着いた土地である。明治22年に本地村と菱野村が合併し、本地村にあった八幡社の「幡」と菱野村にあった熊野社の「野」から一文字を取って幡野村とした。この幡野村が明治39年に東隣りの山口村と合併し幡山村が誕生した。昭和の大合併まで存続したが、昭和30年に瀬戸市に編入され消滅した。村名は幡野村の「幡」と山口村の「山」から一文字ずつ取った合成地名である。

北南東の三方を丘陵地に囲まれ里山がある農村地帯であった。かつては陶磁器(瀬戸焼)生産の燃料として周辺の樹木が伐採され丘陵地が禿山となったが、治水対策で植林が行われた[2]

瀬戸市への編入以降北部丘陵地に大規模な菱野団地が造成され、愛知環状鉄道線の開通で人口が急増した。旧村域の2018年4月1日現在の推計人口は40,543人。

2005年3月25日 - 9月25日に行われた2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の瀬戸会場も旧村域である。

沿革

神社・仏閣

  • 山口八幡社
  • 熊野神社
  • 本地八幡社
  • 梶田神社
  • 宝泉寺
  • 興福寺
  • 仙寿寺
  • 西光寺
  • 宝生寺
  • 長慶寺
  • 本泉寺

交通

鉄道路線

その他公共交通

脚注

  1. ^ このため、旧愛知郡域で唯一自動車のナンバーが「尾張小牧」である。
  2. ^ その中の一つが海上の森である。
  3. ^ ただし瀬戸市に編入後、愛知環状鉄道線が開業し、旧村域に瀬戸口駅山口駅が設置されている。

関連項目




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