常夜灯と燈明堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/13 14:43 UTC 版)
「燈明堂 (横須賀市)」の記事における「常夜灯と燈明堂」の解説
海に囲まれた日本では、江戸時代以前から夜間の船の航行安全を図る目的で、篝火など様々な形式の明かりが沿岸部に設置されてきた。江戸幕府の成立後、樽廻船、菱垣廻船などの発達により海運が飛躍的に発展する中、夜間航行の安全性を高めるために、各地の沿岸部に和式灯台である燈明台や篝火を焚く篝屋が設置されるようになった。例えば東京湾周辺では浦賀の燈明堂以外に城ヶ島に篝屋が建設されたが、当時建設された多くの燈明台は神社仏閣の常夜灯がその役割を果たしているものが多く、浦賀の燈明堂は神社仏閣の常夜灯ではなく、宗教色が全く無い施設であったことが特徴の一つとして挙げられる。
※この「常夜灯と燈明堂」の解説は、「燈明堂 (横須賀市)」の解説の一部です。
「常夜灯と燈明堂」を含む「燈明堂 (横須賀市)」の記事については、「燈明堂 (横須賀市)」の概要を参照ください。
- 常夜灯と燈明堂のページへのリンク