市制の市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 01:04 UTC 版)
近世までの日本では、商工業者が住む人口密集地を町、農民が住む集落を村として区分し、市という行政単位はなかった。 明治時代になると、まず1878年(明治11年)7月に郡区町村編制法が公布され、大きな人口密集地に区を置いた。ついで1888年(明治21年)4月公布の市制によって、区にかわって市が置かれることになった。市制は町村制と同時に、しかし別個の法として設置された。個々の市への実際の施行は1889年(明治22年)4月が最初である。
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