工事資金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:29 UTC 版)
このプロジェクトにあたり、明治政府は1878年(明治11年)に初の国内市場向け国債である起業公債を発行した。出資者には数回にわたって政府から経過報告書が送られている。また、宮城県による周辺事業は県債によって進める予定だったが、県民から反対があったため地方税と国庫補助金によってまかなわれた。 総工費は周辺事業を含めて約68万3千円(現在の価値で約40-50億円)と、同時期の他の港湾整備の数倍から数十倍にも上り、11年後の1889年(明治22年)の横浜港工事まで港湾整備費としては史上最高の金額であった。
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