巡業主催者・市関係者の見解
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「女性は土俵から降りてください」の記事における「巡業主催者・市関係者の見解」の解説
当初、実行委員会は「救急隊員に処置を引き継いだ後に放送が流れたと認識している」と説明をしていた。 河田友宏(舞鶴場所実行委員会・委員長)は「しきたりはしきたりだが、人の命がかかっているときに言うことではない。救命措置がなかったらどうなっていたかと思うし、(女性たちに)とても感謝している」と述べた。 四方八洲男(舞鶴場所勧進元=主催者)は「染みついたしきたりにより反射的にああいうアナウンスをしたのだろうが、女性の相撲ファンも増えている。しきたりを見直す、前向きなきっかけにしてはどうか」と提案した。 多々見は同年6月28日、公務に復帰した際の記者会見で、「相撲という非常に歴史のある伝統文化でも、女人禁制は今の時代は通用しない」「少なくとも救命措置がいる場合においては男も女もない。助けに行くのが原則ではないか」とする一方で、アナウンスをした行司本人に対しては「(彼は)しきたりの中で育っている。何の悪気もない。責めるわけにはいかない」と述べた。 ある舞鶴市関係者は「本来は『会場にお医者さま、医療関係者はいませんか』などの放送こそが必要だったと思う」と非難している。
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