巡回用オートバイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/04 01:49 UTC 版)
交番用のオートバイは、『ビジバイ』(ビジネスバイクを使用から由来)などの別の俗称がある。採用されている車種は主にスズキ・K90やホンダ・CD90などで、2005年頃からはホンダ・スーパーカブなど、黒色以外にもグレー色などのオートバイも使用され始めている。後部に書類箱が装備されている。従来は脱着可能で簡易盾にも変身するウインドシールドが装備されていたが、いつの間にか廃止された。 なお近年では、スズキ・アドレスV125やホンダ・リード110など『白いスクーター』を採用するケースも見られる。ビジネスバイクが主に採用されているが、ビジネスバイクのカテゴリに含まれない特定二輪車であるヤマハ・トリシティ125を採用している都道府県警察(大阪府警、神奈川県警)も存在する。 様々なパトロールシーンに対応するため125ccクラスの小型自動二輪車が多いが、50ccの原動機付自転車もある。緊急自動車ではないのでサイレンは装備されていないが、車両に停止命令を発することは警察官として可能なので、後方からクラクションや笛を鳴らし、手で“左に寄せて止まれ”の合図を送る。 千葉県警の交番用のオートバイ スズキ・バーディー90(左)とホンダ・スーパーカブC90(右) 埼玉県警の交番用オートバイ スズキ・アドレス V125 神奈川県警の交番用のオートバイ ヤマハ・トリシティ125
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