川井伊勢守(かわい いせのかみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 02:04 UTC 版)
「雪の峠・剣の舞」の記事における「川井伊勢守(かわい いせのかみ)」の解説
佐竹家家老。旧世代の老臣を代表する人物で、自分たちを軽視して次々と物事を決めていく義宣・内膳らが気に入らない。特に関ヶ原の戦いで義宣が重臣の総意を拒絶し西軍に与した「誤判断」を批判し、それがために義宣が重用する内膳の提案へ感情的に反発し、梶原を巻き込んで対案を主張する。力で全てが決まった戦国の世を「古き良き時代」として懐かしみ、今は時代が変わってしまったことを嘆いている。築城場所が決着した後も内膳の献策に何かと否定的な態度を取り、内膳を家老に昇進させるという人事を耳にして遂に暗殺を画策するが、謀議はすぐに発覚し、義宣に粛清の口実を与えてしまう(史実での川井事件)。
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