山田 良之助 (やまだ りょうのすけ 1907年 3月19日 - 1990年 6月13日 [ 1] )は日本の金属工学 、材料工学 者、教育者。
経歴
1907年(明治30年)京都府 に生まれる。京都府立第二中学校 、第三高等学校 を経て京都帝国大学 機械工学科に入学。1921年 (大正 10年)に卒業すると、そのまま同大の講師を務めた。1923年(大正12年)東北帝国大学 助教授、1927年 (昭和2年)には東京高等工業学校 の講師を兼ねた。1928年 (昭和3年)ドイツ に留学、1930年 (昭和5年)に帰国後、京都大学教授[ 2] 。その後、東京工業大学 金属科長、静岡大学 学長[ 3] 兼短期大学学長、武蔵工業大学 学長[ 4] などを務めた。
著作
『金属材料』 吉田工務所出版部 1932年
『材料試験法』 内田老鶴圃 1933年
『鐡と鋼、特殊鋼、鋼の表面硬化法、非鐵金屬材料、材料試驗法及試驗機』(三島徳七 、石原善雄、加瀬勉、山口珪次共著)共立社 1934年
『金屬材料の機械的性質』 共立社 1936年
『材料試験』 内田老鶴圃新社 1967年
脚注
^ 『蔵前工業会誌 10月』28頁 蔵前工業会、1990年。
^ 山田良之助『出身県別 現代人物事典 西日本版』p460 サン・データ・システム 1980年
^ “歴代学長 ”. 静岡大学 (2021年). 2022年9月25日 閲覧。
^ “東京都市大学歴代学長 ”. 五島育英会. 2022年9月25日 閲覧。
静岡大学 学長(第3代:1956年 - 1960年)
事務取扱 江見節男 1949
初代 井口常雄 1949-1953
第2代 大杉繁 1953-1956
第3代 山田良之助 1956-1960
第4代 渡辺寧 1960-1969
第5代 小野勝次 1969-1972
第6代 桜場周吉 1972-1977
第7代 丸山健 1977-1982
第8代 加藤一夫 1982-1987
第9代 上原信博 1987-1992
第10代 永井衛 1992-1997
第11代 佐藤博明 1997-2003
第12代 天岸祥光 2003-2007
第13代 興直孝 2007-2010
第14代 伊東幸宏 2010-2017
第15代 石井潔 2017-2021
第16代 日詰一幸 2021-
前身諸学校・大学長
金子銓太郎 1922-1925
塚原政次 1925-1927
堀重里 1927-1933
金子健二 1933-1939
三谷隆正 1939
田中経太郎 1939-1943
織田祐萌 1943-1945
朝比奈策太郎 1945-1946
事務取扱 木宮泰彦 1946
大室貞一郎 1946-1950
浜松高等工業学校長
関口壮吉 1922-1925
川口徳三 1925-1932
長俊一 1932-1936
安達禎 1936-1939
事務取扱 杉原哲二 1939
長岡寛統 1939-1941
木村正 1941-1944
浜松工業専門学校長
木村正 1944-1946
事務取扱 村田義人 1946
江見節男 1946-1951