山田との親交
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 22:27 UTC 版)
山田とは、当時同じ事務所の先輩だったおぼん・こぼんとの縁で出会い親交が生まれたとされる。 山田の印象について栗田は「ヤなところがない人ですから…オシャレな人だし偉ぶる人でもない」と普通の人とは違っていたと述べている。また、上下関係の壁もなく「自然な人」だったため、栗田にとっては「親戚のおじさん」のような存在だったという。 栗田がルパンの声色で自宅の留守番電話の待ち受けメッセージを吹き込んだところ、山田自身がそれをそっくりそのまま繰り返した後で「バカヤロー!俺がルパンだ!」と用件を吹き込んできたこともあったという。 ものまね番組出演時には、ルパンを題材としたものまねを繰り広げていたところ「俺はそんなこと言わねえぜ」という声と共に山田が登場、同時に栗田は山田に対して深々と頭を下げ、その後は二人でルパンを演じていたということもあった。また『ものまね王座決定戦』で優勝した回が放送されると、最初に祝いの電話をくれるのが山田だったという。 山田の還暦祝いのゴルフコンペに誘われて参加した際は、山田の口パクに合わせてものまねによる山田の声を出し、本物を元に「山田康雄を演じる」という芸も行っている。また、コンペ後には『こないだは俺の還暦コンペに来てくれてありがとう。すごく楽しかったぜ。お前の還暦コンペには…たぶん、出れないけどね…。またア・ソ・ボ ルパン三世』と書いたお礼の手紙を送ってくれたといい、それは栗田の宝物になっているという。 山田との思い出について、栗田は「僕は山田さんのルパンが好きでものまねしていたわけで。山田さんが演じるルパンが格好良くて、いざというときは『なんだ(山田の声で表現)』というあの声が好きでものまねしていたわけで」「山田さんが生きていたら、僕は一生ルパンファンのままであった」と発言している。
※この「山田との親交」の解説は、「栗田貫一」の解説の一部です。
「山田との親交」を含む「栗田貫一」の記事については、「栗田貫一」の概要を参照ください。
- 山田との親交のページへのリンク