山川漬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 17:02 UTC 版)
山川漬は発酵に塩だけを用いて伝統的な甕に漬ける製法によって作られた漬物をいう。全国的に流通している壺漬けに比べて熟成度が高く、独特の味、色、臭いがあり、鹿児島県などでは根強い人気があるものの、観光土産品等で細々と販売されているにすぎない。鹿児島県指宿市山川地区が発祥の地とされる。山川漬は12月から1月にかけて1ヶ月以上寒干しした大根を、臼に入れて塩をまぶしながら杵で突き(小突き)、それを甕壺に隙間なく詰め込んで半年間発酵させたものである。山川漬は1991年(平成3年)度「鹿児島県ふるさと認証食品」に定められた。
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