山口敬之による性的暴行事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 23:20 UTC 版)
「伊藤詩織」の記事における「山口敬之による性的暴行事件」の解説
2015年4月3日、当時TBSテレビの政治部記者でワシントン支局長だった山口敬之と、就職先の紹介を受けるために都内で会食した。その際、深夜から4日早朝にかけて飲酒後に記憶を失い、ホテルで準強姦被害を受けた。伊藤は、2015年4月30日に準強姦容疑で警視庁へ被害届を提出した。また、2017年9月28日に「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として山口に対して1,100万円の損害賠償を求める民事訴訟の訴状を提出した。そして2017年10月18日に手記「Black Box」を出版して24日に日本外国特派員協会で会見した。 最終的に、刑事訴訟では2016年7月に嫌疑不十分で不起訴となったが、民事訴訟では2022年7月に最高裁で「山口氏が同意なく性行為に及んだ」と認定され、約332万円の賠償が確定した。一方で、「(山口が)デートレイプドラッグを使った」とした点は真実と認められず、55万円の賠償が命じられた。
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