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尹盛桓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/30 03:27 UTC 版)

尹 盛桓(ユン・ソンファン)
Yoon Seong-Hwan
基本情報
国籍  大韓民国
出身地 釜山広域市
生年月日 (1981-10-08) 1981年10月8日(43歳)
身長
体重
183 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 2次ドラフト1巡目
初出場 2004年4月4日
最終出場 2020年8月21日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国
ユンソンファン
各種表記
ハングル 윤성환
漢字 尹盛桓
発音: ユン・ソンファン
ローマ字 Yoon Seong-Hwan
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尹 盛桓(ユン・ソンファン、: 윤성환1981年10月8日 - )は、大韓民国釜山広域市出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

地元球団であるロッテを希望したが、サムスンから指名された。監督の宣銅烈が彼の素質を見込み、ロッテも張元準(チャン・ウォンジュン)を指名し、入団。1年目の2004年、オープン戦から好調でシーズン開幕後は中継ぎとして活躍。リーグ3位の17ホールドを挙げる。9月に兵役不正事件に関与したことが発覚し、出場停止となりシーズン終了後兵役を受けることに。

2007年から復帰。無敗で防御率1.04と、チームの中継ぎエースとして活躍。

2008年から先発へ転向。プロ入団以後初めて2桁勝利を収め、鄭現旭と共にチーム最多勝投手になった。

2009年は開幕投手になり、その4月4日の開幕戦でLGのエース奉重根と投げ合い勝利。7月30日のLG戦で初完投勝利を記録するなど、LG戦だけで完投勝利を2回記録し、かなりLGとは相性が良かった。 主軸選手たちがケガにより登録を抹消される中でエース級の活躍を見せ、結果的にロッテの趙正勳(チョ・ジョンフン)、起亜アキリーノ・ロペスとともに最多勝(1救援勝)を記録。

2010年は、シーズン途中に太ももを負傷し完治後も1軍と2軍を行き来する形となる。ポストシーズンにも出場せず昨年と対照的に不本意なシーズンに終わる。

2011年は復活を遂げ、チーム最多の14勝を記録し、韓国シリーズ優勝に貢献した。

2013年、2014年と2年連続2ケタ勝利でサムスンの韓国シリーズ4連覇に貢献し、2014年オフFAを行使し4年契約で三星に残留した。

2015年は自己最多の17勝を記録し、10月7日、第1回WBSCプレミア12の韓国代表選手28名に選出されたことが発表された[1]。だが10月25日、個人的問題でプレミア12韓国代表から外れ、同年の韓国シリーズにも出場しないことになり、サムスンは韓国シリーズ5連覇を逃した。

2020年は兵役の2年間を除いてプロ入り後初めて未勝利に終わり、11月16日、サムスンより自由契約選手となり[2]、12月2日に発表された2021年保留選手名簿から外された[3]

プレースタイル

落差が非常に大きいカーブを最大の武器とする技巧派。 ストレートは平均140km前半、MAX148kmと速くはないが、制球に優れる。変化球はカーブとスライダーを主に使う。元起亜の金相顯(キム・サンヒョン)とともに韓国屈指のカーブボーラーとして知られている。2008年シーズン以後はスライダーにも切れが増し、速球とカーブで緩急主体の投球内容。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2004 サムスン 56 0 0 0 0 4 7 1 17 .364 299 67.0 60 7 35 3 6 71 4 0 36 41 4.84 1.42
2007 36 0 0 0 0 3 0 0 8 1.000 170 43.1 24 2 17 0 1 43 2 0 5 6 1.04 0.95
2008 35 24 0 0 0 10 11 0 2 .476 580 135.1 132 8 45 0 7 102 3 0 59 66 3.92 1.31
2009 30 28 2 0 1 14 5 0 0 .737 690 166.2 163 19 34 0 10 131 3 0 80 83 4.32 1.18
2010 28 14 0 0 0 3 6 0 1 .333 363 80.2 104 12 19 0 2 54 1 0 53 55 5.91 1.52
2011 24 23 0 0 0 14 5 0 0 .737 584 137.1 151 8 30 0 3 83 4 0 54 62 3.54 1.32
2012 19 19 1 0 0 9 6 0 0 .600 469 114.0 112 6 26 0 4 81 5 0 36 36 2.84 1.21
2013 27 27 1 1 0 13 8 0 0 .619 702 170.2 167 16 37 0 4 122 4 0 62 69 3.27 1.20
2014 28 28 1 1 0 12 7 0 0 .632 728 170.1 196 18 37 0 8 133 4 0 83 87 4.39 1.37
2015 30 30 3 1 1 17 8 0 0 .680 809 194.0 199 27 30 0 10 164 1 0 81 86 3.76 1.18
2016 28 28 1 0 0 11 10 0 0 .524 767 180.0 202 25 41 0 13 85 6 1 87 95 4.35 1.35
2017 28 28 1 0 0 12 9 0 0 .571 731 174.1 181 22 37 0 15 130 3 0 83 86 4.28 1.25
2018 24 24 0 0 0 5 9 0 0 .357 542 117.1 164 28 32 0 9 89 2 0 91 99 6.98 1.67
2019 27 27 1 1 1 8 13 0 0 .381 643 145.1 168 14 50 0 7 65 3 0 77 87 4.77 1.50
2020 5 5 1 0 0 0 2 0 0 .000 84 18.2 19 0 11 0 3 4 0 0 12 14 5.79 1.61
KBO:15年 425 305 12 4 3 135 106 1 28 .560 8161 1915.0 2042 212 481 3 102 1357 45 1 899 972 4.23 1.32
  • 太字はリーグ最高

背番号

  • 54 (2004年)
  • 1 (2007年 - 2020年)

脚注

外部リンク




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