少数代表法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 04:46 UTC 版)
少数代表法とは、選挙区の少数派の意思も議席に反映させようとする代表法をいう。大選挙区制限連記制や大選挙区単記制が少数代表法にあたる。 少数代表法では多数代表法である小選挙区制よりも死票は少なくなる。ただし、多数派の候補者の一部に得票が集中して当選に最小限必要であった票数を超えると、当落には影響を及ぼさない票(広義の死票)が発生し、多数派では実際に獲得できる議席数が減ってしまうことがある。つまり、政党間の選挙戦略や選挙運動の巧拙が選挙結果に大きく影響するという特徴がある。
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少数代表法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 07:18 UTC 版)
少数代表法は、その選挙区で2位や3位になった者にも若干の議員を選出する機会を認める制度であり、少数代表法に分類される選挙制度に大選挙区制限連記制や大選挙区単記投票制がある。 大選挙区制限連記制大選挙区制限連記制は少数代表法に分類されるように少数派の保護を目的としているが、この制度では時として多数党が全議席を確保してしまうこともありうる。 大選挙区単記制(大選挙区単記投票制)日本で中選挙区制と呼ばれていた制度がこれに該当する。大選挙区単記制では同一党派内での候補者間の議席争いが起きやすく、ほぼ同じ得票数だと共倒れになるという特徴がある。
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