少数の法則とは? わかりやすく解説

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しょうすう‐の‐ほうそく〔セウスウ‐ハフソク〕【少数の法則】

読み方:しょうすうのほうそく

確率論基本法則の一。まれに起こる事象頻度ポアソン分布に従うという法則ポアソンの少数の法則


少数の法則

読み方しょうすうのほうそく
【英】:law of small numbers

n\,に対して, X_{n1}, \, ..., \, X_{nm_n}\, (\textstyle \lim_{n \to \infty} m_n=\infty\,) を 0\, または 1\, を値にとる独立確率変数列とする. もし,


\displaystyle{\lim_{n\to\infty} \max_{1\le k \le m_n} \mathrm{P}(X_{nk}=1) = 0,}\,
\displaystyle{\lim_{n\to\infty} \sum_{k=1}^{m_n} \mathrm{P}(X_{nk}=1) = \lambda}\,


であれば, \textstyle N_n=\sum_{k=1}^{m_n} X_{nk}\,分布n\to\infty\, のとき, 平均\lambda\,ポアソン分布収束する. これを少数の法則という.

「OR事典」の他の用語
確率と確率過程:  定常分布  定常過程  密度関数  少数の法則  平均  平衡方程式  幾何分布

少数の法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 08:20 UTC 版)

ポアソン分布」の記事における「少数の法則」の解説

法則という言葉は、確率分布同義語として使われることがあり、法則収束分布収束意味する。したがってポアソン分布は、滅多に起こり得ない希少な事象発生数確率分布であることから、少数の法則と呼ばれることがある

※この「少数の法則」の解説は、「ポアソン分布」の解説の一部です。
「少数の法則」を含む「ポアソン分布」の記事については、「ポアソン分布」の概要を参照ください。

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