小野田セメント専用線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:36 UTC 版)
厚木操車場の東側には、1964年(昭和39年)に小野田セメント(のちに厚木レミコンとなり、2012年3月に閉鎖)の生コンクリート工場が開設され、相模鉄道の駅に専用線で接続し、原料のセメントが鉄道輸送により搬入されるようになった。この輸送は、1979年(昭和54年)以前は相鉄本線の西横浜 - 保土ケ谷間貨物支線を介し、相鉄本線・厚木線経由で行われていたが、同年の西横浜 - 保土ヶ谷間貨物支線の廃止に伴い経路変更され、茅ケ崎から相模線経由で輸送されるよう改められている。この経緯から、輸送経路変更後も工場への専用線は相模鉄道の厚木駅に接続しており、相模線の貨物列車で到着したセメントホッパ車の工場への入線及び空車の送り出しは相模鉄道の機関車で行われ、小野田セメントから相模鉄道に対し構内輸送運賃が支払われていた。1986年(昭和61年)にこの輸送は終了した。 小野田セメント専用線廃線跡(2012年5月5日。宅地開発され現存しない)
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