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小町祐史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 13:10 UTC 版)

小町 祐史(こまち ゆうし、1946年7月25日[1] - )は、日本の情報工学者知的財産学者。大阪工業大学情報科学部情報メディア学科元教授。工学博士(早稲田大学)。IEC/TC 100 AGS(戦略諮問委員会)2007議長[2]およびISO/IEC JTC 1/SC34におけるConvener/Project Editor。AFII(Association for Font Information Interchange)ボードメンバー。総務省電子自治体のシステム構築のあり方に関する検討会2006学識委員[3]画像電子学会フェロー・2014会長[4]

専門は、マルチメディア情報管理文書記述言語光ディスク論理フォーマット)・画像工学知的財産学(特に国際標準化工業所有権特許)・技術マネジメント

略歴

1970年早稲田大学理工学部電気通信学科卒業。1976年同大学大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士(早稲田大学)[5]東京理科大学講師、東京大学生産技術研究所助手などを経て、1991年松下伝送システム(現:パナソニックコミュニケーションズ)技術研究所次長。2001年同社ドキュメント技術研究所副理事などを経て、2006年大阪工業大学情報科学部情報メディア学科教授。2013年大阪工業大学退官。

大阪工業大学情報科学部において、主に情報工学と知的財産学の融合に貢献した。また、ISO/IEC JTC 1/SC 34およびIEC/TC 100のメンバーとして、文書記述言語・マルチメディア機器・システムの国際標準化作業に携わった。退官後は、国士舘大学総合知的財産法学研究科客員教授も務めた。

主な所属学会は、情報処理学会IEEE画像電子学会日本音響学会。主な受賞は、画像電子学会フェロー(2013)、情報処理学会業績賞(2005)、工業標準化功労者表彰(産業技術環境局長表彰)2017受賞[6]。光産業技術振興協会創立40周年記念功労者表彰(2021)[7]。主な著書は、標準化/特許/知的財産戦略2011(共著、インプレスR&D2011、学術書)。

主な研究

情報工学・知的財産学の対外啓蒙活動として、大阪工業大学知的財産専門職大学院主催の「第3回標準化と人材育成セミナー2015〜 国際標準化の重要性と企業の課題」での講師(テーマ:マルチメディア・ICT分野における標準化とその活用)[11]、情報報知識学会主催第7回SGML/XML研修フォーラム2002で講師(テーマ:XMLの標準化)を務めている。  

脚注




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