小津次郎とは? わかりやすく解説

小津次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 03:53 UTC 版)

小津 次郎(おづ じろう、1920年大正9年〉3月22日 - 1988年昭和63年〉8月30日)は、日本の英文学者

経歴

愛知県名古屋市生まれ。小津三家の一つの出身で、三重県松坂を本籍地とし、小津安二郎はまたいとこに当たる。1940年、東京帝国大学英文科に入学、中野好夫助教授の指導を受け、1942年、繰上げ卒業。大学院に進学し、1946年、國學院大學予科教授、1950年、東京大学教養学部助教授を経て、1958年より旧・東京都立大学人文学部助教授となる。1962年に東京大学英文科助教授、1971年教授。1980年の定年退官後は明星大学英文科教授。

シェイクスピアを専門とし、日本英文学会会長、日本シェイクスピア協会会長を務めた。没後に正四位勲三等旭日中綬章

主な著書

  • エリオットの詩劇』 早川書房<現代芸術選書> 1953年
  • 『シェイクスピア伝説』 岩波書店<岩波セミナーブックス> 1988年
  • 『遺書を書くシェイクスピア』 岩波書店 1989年
  • 『シェイクスピア登場』 紀伊國屋書店 1989年

翻訳

責任編集

  • 『シェイクスピア・ハンドブック』 南雲堂 1969年
  • 『シェイクスピア作品鑑賞事典』 南雲堂 1997年
  • 『シェイクスピアの世界劇場』 岩波書店 1985年。編者代表
  • 『講座英米文学史 劇』全3巻、大修館書店 1987年ほか
還暦記念論集
  • 『イギリス・ルネサンス 詩と演劇』紀伊國屋書店 1980年

脚注





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