小さな相違と大きな結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:00 UTC 版)
「アリス・シュヴァルツァー」の記事における「小さな相違と大きな結果」の解説
シュヴァルツァーは1975年に『小さな相違と大きな結果』を著した。本書では、母性を中心とする生物学的性差という「小さな相違(差異)」(単数形)が、狭義には「社会的母性」を中心とする結婚制度・家族制度、広義には社会的・文化的に構築された性差(ジェンダー)という、いかに「大きな結果」(複数形)をもたらしているかを明らかにし、したがって、女性の自らの身体に対する自己決定権、母性からの解放は女性解放、男女間の個人としての平等への第一歩であると主張している。本書は世界12か国語に翻訳され(2017年現在)、邦訳は『性の深層 ― 小さな相違と大きな結果』として1979年に出版された。
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