射場の選定とは? わかりやすく解説

射場の選定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 16:17 UTC 版)

イプシロンロケット」の記事における「射場の選定」の解説

イプシロンロケットが「次期固体ロケット」の仮称呼ばれていた初期完成予想図では、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる様子描かれた物があったが、推進剤充填した第1段SRB-A陸上輸送法制不可であったため、射場内之浦決定していたわけではなかった。M-Vロケットでは第1段2分割搬入することで法規制回避しており、H-IIAではSRB-A推進剤種子島宇宙センター内の充填設備充填することで法規制回避していた。イプシロンロケットでこれを回避するには、新たな方法推進剤充填した第1段種子島から内之浦運搬するか、内之浦充填設備新設する必要があり、様々な検討が行われた。またイプシロンロケット種子島から打ち上げるという案も検討されていたが、この場合内之浦宇宙空間観測所存続自体問題となる可能性飛行経路の関係で軌道投入能力大きく減少するなどの問題があった。 2008年輸送問題解決し[要説明]、JAXA内で、内之浦宇宙空間観測所での射点ラムダ射点付近に新造する案、ミュー射点ラムダ射点の間に新造する案、ミューランチャーを改修して使用する案の3つ検討され始めたその後射場内之浦宇宙空間観測所ミューセンターが有力となったが、本格的にイプシロンロケット開発始まった2010年になって射場正式に内之浦決定したわけではなかった。このような状況の中、鹿児島県宇宙開発促進協議会毎年国に提出している要望書に、次期固体イプシロンロケット内之浦から打ち上げる要望盛り込むなどしていた。 2011年1月12日最終的にJAXAイプシロンロケット射場内之浦宇宙空間観測所とするとして事業促進させていくと発表、ミューランチャーを改修した

※この「射場の選定」の解説は、「イプシロンロケット」の解説の一部です。
「射場の選定」を含む「イプシロンロケット」の記事については、「イプシロンロケット」の概要を参照ください。

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