客室の形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 04:05 UTC 版)
シングル(シングルルーム) / デラックス・シングル(セミダブルルーム)シングルサイズベッドを設けた1名用客室。北米ではセミ・ダブルベッドを設けた客室の場合もあり、アジアやヨーロッパではこれをデラックス・シングルと称する。 ダブル(ダブルルーム)ダブルサイズベッド1台を設けた2名用客室。 ツイン(ツインルーム)シングルサイズベッド2台を設けた2名用客室。ダブルサイズベッド2台を設けた2名用客室は厳密にはダブルダブルというが、北米ではこれをツインとしていることがある。 トリプル(ツイン・ダブル)エキストラベッドという可搬式ベッドをツインルームに設置したり、予めツインルームに備え付けられているソファベッドを用いてベッドを3つ揃えたもの。 トリプルルーム3名用個室で、予め3台のベッドが備え付けられている客室であるが、決して一般的ではない。 フォース・ファミリールームトリプルルームにエキストラベッドまたはソファベッドを追加設置したり、予めベッドが4台以上設置されているもので4名以上が滞在できる客室。リゾートホテルやテーマパーク周辺のホテルに多い。和洋室の場合もあり、2人がベッドで、2人が布団を使用することになることもある。 エグゼクティブ / デラックス / コンフォート / スーペリア ルーム一般客室(スタンダードルーム)よりも部屋面積が広く、大きめのベッドやソファなどが設置されていたり、バスルームとトイレ・洗面所が仕切られているホテルもある。 SOHOタイプ / ビジネスルーム部屋内で書類仕事や受験勉強などを行う客のために、明るい直接照明や広い机、パソコンやファクシミリなどのOA設備の設置、OAチェアの採用など、快適な仕事環境を重視したもの。 スイート詳細は「スイートルーム」を参照 広く高級な客室で、クイーンサイズのベッドが1つか2つまたはキングサイズのベッドが1つ以上設置され、大型テレビや広々とした浴槽などが配置されていることが多い。 コネクティングルームドアで隣室と接続しており、2つ以上の客室を一つの客室として使えるようにした部屋。ドアを閉めれば個々の客室として利用できる。 アジョイニングルームコネクティングルームの対義語で、小グループ向けに利用される、ドアで直接接続されていない隣り合った客室または廊下を隔てた客室。 シングルの例 ツインの例 ツインでダブルベッドが2つの例 ツインで、広いベッドと狭いベッドの組み合わせ例 トリプルの一例 2ベッドルームスイートの客室例 なお、コテージ(ヴィラ)は、近年、リゾートなどでみられる客室ごとに一戸建てにした施設。フロントやレストランなども別棟となっていることが多い。
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