宗教組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 15:14 UTC 版)
「2014年シドニー人質立て籠もり事件」の記事における「宗教組織」の解説
レバノン・ムスリム協会(英語版)の代表であるサニエル・ダンダンは、ABCニュースで、オーストラリアに居住するムスリム指導者は、オンラインでどのように、この危機に対して我々ムスリム社会が手助けすることができるか話し合ったと述べた。ダンダンは、加えて、今回の犯人がオーストラリアのムスリム社会にどのように結びついているか知らないとしつつ、このような人質立て籠もり事件のような状況で我々ができることは、オーストラリアのムスリム社会に属している属していないにかかわらず、警察が発表する情報を待つことであり、何か起こったとしても我々ムスリム社会は、彼らを支援することが必要である。我々はオーストラリアにいるのだから」と述べた。 オーストラリアに住むムフティーのイブラヒム・アブー・モハメッドは、この事件を非難する声明を発表した。15日の昼の間に、50人あまりのムスリムが彼の声明に賛同し、事件を非難した。オーストラリアのアフマディーヤムスリム協会の代表も「今回のような事件は犯罪であり、イスラームの教えに反する」と事件を非難した。 エジプト人のムフティーであるシャウキー・イブラーヒーム・アブドゥルカリームは、今回の事件に対する非難を発表した。声明では、「テロのような行動は、イスラームの教えに背いている。イスラームの教えは、共存と平和である」とし、「ムスリムに対しての憎悪を広げるためのテロ行為がオーストラリアの国内外のどこでも行われることに対して」警告した。
※この「宗教組織」の解説は、「2014年シドニー人質立て籠もり事件」の解説の一部です。
「宗教組織」を含む「2014年シドニー人質立て籠もり事件」の記事については、「2014年シドニー人質立て籠もり事件」の概要を参照ください。
「宗教組織」の例文・使い方・用例・文例
- 宗教・組織のページへのリンク