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安場保健

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 00:46 UTC 版)

安場保健

安場 保健(やすば やすたけ、1888年明治21年)6月18日[1] - 1944年昭和19年)2月3日[1][2])は、大正から昭和期の実業家電気技術者政治家華族貴族院男爵議員

経歴

実業家・安場末喜の長男として生まれた[1][3]。父の死去に伴い、1930年(昭和5年)4月15日、男爵を襲爵した[1][3][4]

1913年(大正2年)7月、東京帝国大学工科大学電気工学科を卒業[2][3][5]。同年、芝浦製作所に入社[2]。その後、東洋電気製作所取締役、東京金鋼技術顧問、東京港運社長、芝浦運輸社長、東亜印刷監査役などを務めた[2][3]

1934年(昭和9年)2月15日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[6][7]公正会に所属して死去するまで2期在任した[2][8]。その他、逓信省委員、運輸通信省委員などを務めた[2]

親族

脚注

  1. ^ a b c d e f g 『平成新修旧華族家系大成 下巻』754-755頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』87頁。
  3. ^ a b c d 『人事興信録 第14版 下』ヤ36頁。
  4. ^ 『官報』第986号、昭和5年4月16日。
  5. ^ 『東京帝国大学一覧 從大正2年 至大正3年』東京帝国大学、1914年、学士及卒業生姓名167頁。
  6. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、43頁。
  7. ^ 『官報』第2136号、昭和9年2月16日。
  8. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、52頁。
  9. ^ 千田稔『華族総覧』講談社現代新書、2009年7月、556頁。ISBN 978-4-06-288001-5 
  10. ^ a b 安場保健『人事興信録 10版(昭和9年) 下卷』

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 下巻』霞会館、1996年。


日本の爵位
先代
安場末喜
男爵
安場(保和)家第3代
1930年 - 1944年
次代
安場保雅



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