宇宙環境計測装置(SEDA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 00:43 UTC 版)
「つばさ (人工衛星)」の記事における「宇宙環境計測装置(SEDA)」の解説
ミッション機器で取得したデータを解析するための宇宙放射線環境データの把握を目的とし、以下の4機器から構成される。 放射線吸収線量モニタ(SDOM)電子、陽子、アルファ粒子のエネルギーと計数率の計測。三菱電機が開発。 積算吸収線量計(DOS)衛星の各所(56ヶ所)に配置されたセンサにより各部の積算吸収線量の計測。三菱電機が開発。 重イオン観測装置(HIT)衛星の受ける重イオンの核種・エネルギー・入射方向・入射時刻を計測し、またセンサの後方に搭載されているメモリ誤作動モニタにより、重イオン粒子によるシングルイベント現象を計測。明星電気が開発。 磁力計(MAM)長さ3mの伸展マストの先端に搭載された磁力センサにより、衛星が飛行する軌道の磁場の3軸成分の計測。本体は明星電気が、伸展マストは日本飛行機が開発。
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