孫権の評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:54 UTC 版)
孫権は陸遜との会話の中で「子明(呂蒙)が若い頃、私は彼の事を苦難を厭わぬ、果敢で胆の据わった人物であるが、それ以上では無いと思っていた。だが、成長するに及んで学問を身に付け、その計略は奇抜となるに至った。言論の渙発さでは公瑾(周瑜)に及ばずとも、これに次ぐ者といえよう。関羽を捕らえた事においては子敬(魯粛)に勝る」と評している。 また、孫権は呂蒙と蔣欽が勉学に励んで成長を遂げた事を称えて「人が長じて益々進取するのは、呂蒙・蔣欽のごときに及ぶ者はあるまい。富貴栄顕して更めて節を折って学問を好み、書伝を耽悦し、財を軽んじて義を貴び、行いは規範となり、揃って国士となった。なんと素晴らしいではないか」と評している。
※この「孫権の評価」の解説は、「呂蒙」の解説の一部です。
「孫権の評価」を含む「呂蒙」の記事については、「呂蒙」の概要を参照ください。
- 孫権の評価のページへのリンク