姜禎求筆禍事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 17:43 UTC 版)
「国家保安法 (大韓民国)」の記事における「姜禎求筆禍事件」の解説
2005年、東国大学校教授の姜禎求が「6・25は北朝鮮が試みた統一戦争」「韓国戦争は北朝鮮指導層が試みた統一戦争で、内戦」「韓国戦争は統一戦争」「6.25戦争は内戦で、北朝鮮指導部が試みた統一戦争」という朝鮮戦争観を主張して、9月に検察庁が国家保安法違反容疑で任意同行したが、逮捕直前の10月に千正培法務長官が指揮権を行使する。しかし、12月に在宅起訴され、判決では「冷徹かつ合理的な学問的テーマではなく、刺激的で煽動的な親北朝鮮の主張だ」「韓国戦争に米国が介入しなければ、1ヵ月以内で戦争は終わっていたはずだという被告の推論は、米国など国連連合軍の参戦がなければ、北朝鮮の赤化統一により、現在の大韓民国が存在していないことを意味する」「被告は、法廷でも犯罪事実と類似の主張を曲げておらず、厳格な司法判断が必要だ」として、懲役2年、執行猶予3年、資格停止2年の有罪判決を言い渡す。
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