妻の納税問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 01:08 UTC 版)
坪井が経営する農事組合法人マルツボは、第一期目の市長に就任するにあたり、市長職と自己の会社経営の兼務は禁止されていたこともあり、妻である坪井あや子が経営職に就いている。しかし、交代後にマルツボは「脱税」が公表されて、水戸地検に検挙される。2012年7月4日、水戸地方裁判所土浦支部において、マルツボに罰金600万円、被告のあや子に懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。裁判長は判決理由で「被告人個人の納税意識の欠如だけでなく、親族経営にかかわる法人の経営のあり方や、その体質全般に根ざした病理とも評されて然るべき犯行」と指摘した。判決などによると、同法人は2007年7月から2010年6月の間、売り上げの一部を除外して申告し、計約2,400万円を脱税した。あや子は水戸地裁土浦支部で「悪質極まりない行為」との判決を受け、東京高裁に上告することなく判決を受け入れた。なお、透が2期目の選挙に出馬し当選した2014年7月当時は、あや子はまだ執行猶予期間中での当選であった。
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