妻の蘇生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 05:08 UTC 版)
「ルル (インド神話)」の記事における「妻の蘇生」の解説
ルルは聖仙ストゥーラケーシャの養女プラマッドヴァラーに恋をし、結婚を望むようになった。ルルがそのことを父に伝えると、父は聖仙にルルとプラマッドヴァラーとの結婚を申し込んだ。聖仙はそれを受け入れ、結婚の日取りが決められた。ところがプラマッドヴァラーは遊んでいる間に毒蛇を踏み、咬まれて息絶えてしまった。 ルルが悲しみのあまり森をさまよっていると、神の使者が現れて、プラマッドヴァラーを蘇生させる方法を告げた。それは自分の寿命を半分与えるというものであった。ルルはためらわず寿命を婚約者に与えることを望んだ。そこでプラマッドヴァラーの本当の父であるガンダルヴァの王ヴィシュヴァーヴァスと神々の使者はヤマ神のところに行き、ルルの願いを叶えることを求めた。こうしてプラマッドヴァラーは蘇り、2人は結婚することができた。
※この「妻の蘇生」の解説は、「ルル (インド神話)」の解説の一部です。
「妻の蘇生」を含む「ルル (インド神話)」の記事については、「ルル (インド神話)」の概要を参照ください。
- 妻の蘇生のページへのリンク