ケータイ流行語大賞
別名:女子中高生ケータイ流行語大賞
株式会社ピーネストが2009年から2012年にかけて発表していた流行語ランキング。女子中高生のケータイ(携帯電話)を用いたやり取りの中で最も流行した言葉や表現を調査発表するもの。
ケータイ流行語大賞は、女子中高生を対象とするアンケートの手法で調査されている。他の流行語ランキングに比べ、より若者言葉の傾向が強く、実際に多用された表現がランキングに反映されやすい。他面、必ずしもその年の世相を反映した語ばかりがランクインとするとは限らず、前年にランクインした語が根強く使われ再度ランクインするといったケースも見られた。
ケータイ流行語大賞は2009年に第1回が実施された。発表時期は12月初旬で、これは「ユーキャン新語・流行語大賞受賞」や「ネット流行語大賞」といった同種のイベントと同じタイミングといえる。
2010年のケータイ流行語大賞は、2010年11月18日から11月24日の期間に調べられたもので、金賞(第1位・年間大賞)が「なう」、銀賞(第2位)が「あげぽよ」、銅賞(第3位)が「どうかしてるぜっ」となった。
2011年の女子中高生ケータイ流行語大賞は、金賞に「リア充」、銀賞に「てへぺろ」、銅賞に「あげぽよ」が選出された。4位以下には「かわうぃーねー」をはじめとして芸人の持ちネタなどがランクインしている。
2012年の女子中高生ケータイ流行語大賞では、前年第2位だった「てへぺろ」が金賞に選ばれ、銀賞に前年第8位の「きゃわたん」が、銅賞には2012年ユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を獲得したスギちゃんのネタ「ワイルドだろぉ」が選ばれている。
2013年および2014年はケータイ流行語大賞は発表されていない。
関連サイト:
P-NEST リサーチ
女子中高生ケータイ流行語大賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 03:16 UTC 版)
女子中高生ケータイ流行語大賞(じょしちゅうこうせいケータイりゅうこうごたいしょう)とは、ピーネストが主催する、女子中学生・高校生の間で流行った流行語を投票によって決定する賞。
概要
2007年に開始されたネット流行語大賞で、2009年から運営協力にピーネストが入ったことをきっかけに創設され、ピーネストが運営する携帯電話向け無料ホームページ作成サイト「@peps!」「Chip!!」のユーザーである女子中高生を対象にアンケート調査を実施し、その結果によって決定される。設立の経緯からノミネート語の発表や賞の決定発表はネット流行語大賞と同時に行われる。
自由国民社主催の新語・流行語大賞が世間一般で流行った言葉を、ネット流行語大賞がインターネット上で流行った言葉を対象としているのに対し、本賞は女子中高生で流行っている若者言葉を対象としており、より狭い範囲での流行の度合いが分かるようになっている。
2012年度を最後に実施されていない。本賞の実質的な終了ののち、似たように女子中高生を対象にした流行語の調査に、Ameba(サイバーエージェント)が調査していた「JCJK流行語ランキング」や、株式会社AMFが企画している「JC・JK流行語大賞」、Girls Research Pressが発表している「ギャル流行語大賞」などがある。
歴代受賞用語
回 | 年度 | 賞 | 流行語 |
---|---|---|---|
1[1] | 2009年 | 年間大賞金賞 | 盛る/盛れる |
銀賞 | ガチで | ||
銅賞 | やふー\(^o^)/ | ||
4位:まじかー、5位:ニャッピーo(≧∀≦)o、6位:ぱねぇ | |||
2[2] | 2010年 | 年間大賞金賞 | なう(なうい) |
銀賞 | あげぽよ | ||
銅賞 | どうかしてるぜっ | ||
4位:イイネ!、5位:うけぴー、6位:ありえんてぃ | |||
3[3] | 2011年 | 年間大賞金賞 | リア充 |
銀賞 | てへぺろ | ||
銅賞 | あげぽよ | ||
4位:とりま、5位:からの〜、6位:あーね | |||
4[4] | 2012年 | 年間大賞金賞 | てへぺろ |
銀賞 | きゃわたん | ||
銅賞 | ワイルドだろぉ | ||
4位:どうするぅ!?、5位:テンアゲ、6位:あーね |
脚注
関連項目
外部リンク
- 女子中高生ケータイ流行語大賞のページへのリンク