女児希望としての性器切断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 05:03 UTC 版)
「性器切断」の記事における「女児希望としての性器切断」の解説
2003年、アメリカのマンハッタンで、母親が5人の息子の性器を切断し、ペットとして飼っていた犬に食べさせるという事件が起きた。「EAST WIND」誌の記事によれば、息子たちが成長し、いつしか父親のような「醜い男の姿」になるのは耐えられず、またそうしたことは息子たちのためにもならぬと考えたから、というのが彼女の述懐した理由であるとされている。 また2004年には日本でも母親が男児の睾丸を取り除くという事件が発生している。こちらは女児を希望していたにもかかわらず生まれてきたのが男の子であったからという理由による去勢であり、2006年、大阪地方裁判所堺支部は傷害罪により懲役5年の実刑判決を言い渡した。 いずれにしても、仮にそこに母親が愛情と思っているものがあったとしても、それは一方的なものであり、少年への性的虐待にほかならず、かつ、その児童の生涯に重大な影響を残すものである。
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