契約上の特例によるFA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:22 UTC 版)
「フリーエージェント (プロスポーツ)」の記事における「契約上の特例によるFA」の解説
初めてMLBと契約した選手は前述のとおり、FA権取得まで少なくとも6年間を要する。しかし、特別に契約年数が切れた時点でFAになる条項を契約に盛り込む場合がある。日本プロ野球を経てMLBに挑戦する多くの日本人選手も、そのような条項を盛り込むことによってMLS6年の条件を満たさずにFAとなっている。ただし、あくまで日本など海外のプロリーグで実績を残した選手に対する慣例にすぎず、契約時にFA条項を盛り込んでいないと、原則通りFA権を得るまで最低でも6年間かかる。そのような条項を入れておらず、契約満了後にFAにならなかった例として岡島秀樹がいる。また、そのような条項を入れない契約を不満として入団しなかった例として中島裕之がいる。 MLBドラフトでの指名を経て契約する選手、インターナショナル・ボーナス・プールでの契約対象となる選手とは労使協定上マイナー契約しか締結できず、上記のようなFA条項を契約に盛り込むこともできない。後者の例として大谷翔平がいる。
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