太陽暦の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 18:31 UTC 版)
太陽暦では月の長さは天体の月の満ち欠けとは関係なく恣意的に決められるが、それでも月の大小はあることが多い。 グレゴリオ暦では、1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月が大の月で31日あり、2月・4月・6月・9月・11月が小の月で30日(2月のみ28日または29日)ある。 この月の大小は、グレゴリオ暦が由来するユリウス暦と同じである。これはさらに、太陰暦だったローマ暦の大小に由来するが、完全に同じではない。 月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月ローマ暦29日 28日 31日 29日 31日 29日 31日 29日 29日 31日 29日 29日 ユリウス暦31日 28日29日 31日 30日 31日 30日 31日 31日 30日 31日 30日 31日 サクロボスコによると、ローマ暦および、カエサルが導入した当初のユリウス暦では、奇数月が大の月、偶数月が小の月だった。しかし、アウグストゥスが自分の誕生月の8月が小の月であることを嫌い、現在の形にしたという。しかしこの説は現在では否定されている(詳細はユリウス暦#各月の長さを参照)。 サクロボスコ説(誤り)月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月ローマ暦30日 29日 30日 29日 30日 29日 30日 29日 30日 29日 30日 29日 ユリウス暦(旧)31日 29日30日 31日 30日 31日 30日 31日 30日 31日 30日 31日 30日 ユリウス暦(新)31日 28日29日 31日 30日 31日 30日 31日 31日 30日 31日 30日 31日
※この「太陽暦の場合」の解説は、「月の大小」の解説の一部です。
「太陽暦の場合」を含む「月の大小」の記事については、「月の大小」の概要を参照ください。
- 太陽暦の場合のページへのリンク