天神塚古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/30 06:12 UTC 版)
天神塚古墳(てんじんづかこふん)は、亀岡市旭町杉にある古墳。坊主塚古墳の北西約100メートルに位置する。2003年度(平成15年度)に第1次発掘調査が実施されている。 墳形は方形で、一辺約30メートル・高さ約5.5メートルを測り(復原規模は一辺40メートル程度)、坊主塚古墳とはほぼ同形同大である。墳丘は2段築成で、墳丘表面には葺石の存在が推測される。埴輪の存在は明らかでない。墳丘周囲には周濠が巡らされた可能性が高いとされる。主体部の埋葬施設は明らかでない。 築造時期は、坊主塚古墳と同様の古墳時代中期の5世紀後半頃と推定される。亀岡盆地では方墳2基が並立する例が他にもあり、亀岡盆地の地域的特性として注目される。
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