天王寺鉄道管理局お座敷客車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/20 12:53 UTC 版)
「いきいきサロンきのくに」の記事における「天王寺鉄道管理局お座敷客車」の解説
国鉄では室内を畳敷きとした和式客車として60系客車(スロ62・スロフ62形)を改造したスロ81系を保有し、全国各地の主要鉄道管理局に配置していたが、これらの車両が老朽化する一方で波動輸送用として保有していた12系客車が余剰化してきたことから、1980年(昭和55年)度以降、12系を和式客車に改造し、スロ81系の置き換えが進められた。 天王寺鉄道管理局向けの12系改造和式客車は門司鉄道管理局、東京北鉄道管理局、新潟鉄道管理局に次いで4番目に登場したもので、高砂工場で改造され、1981年4月に落成した。各車ごとに天王寺鉄道管理局が管轄する地域の令制国名にちなんだ愛称名がつけられたが、編成自体には愛称名はつけられなかったが、テールサインに「お座敷客車・ジョイフルトレイン」と標記されていた。
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