天燈鬼龍燈鬼立像とは? わかりやすく解説

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天燈鬼・龍燈鬼立像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 09:25 UTC 版)

康弁」の記事における「天燈鬼・龍燈鬼立像」の解説

康弁代表作として知られる一対木彫像。国宝興福寺西金堂に安置されいたもので、現在は同寺国宝館に展示されている。 龍燈鬼像の胎内納入紙片記載から、この像が建保3年1215年)、康弁により制作されたことが判明する天燈鬼像には納入品はないが、両像は1対で阿吽(あうん)形を示し、その出来栄えも共に非常に優れていることから、天燈鬼龍燈鬼とも康弁作品と見るのが通説である。 本来は四天王踏みつけられる悪・仏敵象徴であった邪鬼独立した像としたもので、優れた写実性中に滑稽味があふれる、それまで仏教彫刻には無かった特徴があり、康弁豊かな才能技術示している。 天燈鬼像高約78cm、左肩に灯篭担ぎ上体を右に傾け右腕伸ばして全体バランスがよく取れている。眉に銅板用いるなど、工芸的な工夫見られる。口は大きく開かれ阿形あぎょう)を表す。龍燈鬼像高約78cm、両足をやや開いた直立姿勢で、竜を体に巻き付け頭上灯篭乗せる上目遣いの目、大きな団子鼻をした顔が面白い。口は一文字閉じ吽形うんぎょう)を表す。 目の部分玉眼と言われており、後頭部くり抜き内側か水晶ガラスはめ込む。 この項目は、美術家芸術家関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(P:美術/PJ:美術)。

※この「天燈鬼・龍燈鬼立像」の解説は、「康弁」の解説の一部です。
「天燈鬼・龍燈鬼立像」を含む「康弁」の記事については、「康弁」の概要を参照ください。

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