天下一家の会事件
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天下一家の会事件(てんかいっかのかいじけん)とは、内村健一による無限連鎖講(以下「ネズミ講」と表記)事件である。名義上は内村健一の主宰する第一相互経済研究所が主宰するものであったものの、後述するように内村の個人事業に等しいものであったことから、実際には内村の主宰したネズミ講と捉えられている。日本最大規模のねずみ講事件であり、大きな社会問題となった。
- ^ 天下一家の会 破産から25年 救済終了 6万7200人に74億円配当、西日本新聞サイト、2005年12月24日付、2008年6月14日閲覧。
- ^ 「天下一家の会」の破産管財人事務所からの通知について、国民生活センター、2005年5月13日付、2008年6月14日閲覧。
- ^ サンデー毎日1977年12月18日発売号
- ^ 内村氏を良く知る人間、実際に被害にあった人間に聞くと、口下手で一見、トップセールスだった外交員とは思えないような、穏やかに、用件だけを淡々と話す人だったと言われている。
- ^ 日本テレビ系列放送「知ってるつもり?!」でそのような説明があった。
- ^ 但し、確定直後に罰金7億円のうち2億円しか支払わないので収監された。
- ^ 宗教法人「大観宮」の信者組織に擬態していた。
- ^ このような考え方には、反対意見もある。
- ^ 「もうけ組から11億円余徴税 ネズミ講」『朝日新聞』昭和47年5月18日朝刊、13版、3面
- 1 天下一家の会事件とは
- 2 天下一家の会事件の概要
- 3 内村に対する刑事罰について
- 4 参考文献
- 天下一家の会のページへのリンク