大預言者と小預言者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:37 UTC 版)
神の顕示者と呼ばれる大預言者と小預言者と呼ばれる区別する。前者は太陽であり、後者はその熱と光を受ける月に例えられている。モーセに対するアロンや、ダビデ、エリヤ、エリシャ、イザヤなどの旧約聖書の預言者が小預言者とされ、彼らは大預言者であったモーセの影響の下にあるとされる。 神の顕示者・大預言者とされるものは、アダム、ノア、アブラハム、モーセ、イエス、ムハンマド、バーブ、バハオラの他、ゾロアスターがバハオラ自身によって言及されている。更にアブドル・バハによって、クリシュナ、ブッダが神の顕示者として言及された。孔子については偉大な教育者で改革者と言及しているが、バハイ教では神の顕示者と認定されなかった。 アダム(ここでは人類の祖としてではなく、啓示の周期の初めの人物)からバーブまでが一つの周期であり、バーブによって新たな啓示の周期が始まったとする。
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