大阪で登場した人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 03:02 UTC 版)
おりん/吉本真由美 芸者。元は裕福な商家の娘。原作のファンティーヌに相当する。 没落した際、丈吉に恩義を感じ、丈吉が島から帰ってくる日をお咲・お志麻と共に待っていた。 お咲/高森和子 丈吉の母。丈吉の帰りを待ち、力仕事などで娘を養っていた。 長崎出身。 お志麻/大田由美子 丈吉の妹。風車を売って生計の足しにしている。 多吉/財津一郎 丈吉の父。 畳職人だが、仕事もせず、博打や女遊びにのめり込んでいる。妻や娘の稼ぎを当てにし、食いものにしている。 丈吉が「大塩の残党」として逮捕された際、「残党に間違いない」と証言した。それが決定的な証拠となり、丈吉は流罪となった。 丈吉が赤毛のため、「自分の息子では無いのでは?」と考えている。 20両の借金のカタに、娘を売ろうとした。 丹波屋徳市/山田吾一 米子の商人。金にモノを言わせ、おりんを我が物にしようとしている。原作のテナルディエに相当する。 金にうるさいタイプで、おりんに風車をねだられた際、「大阪は物価が高い」とこぼす(風車はお志麻が売っていた物全部で金額は44文)。 丈吉が妹を救うため、金の工面(銀の飾台の売却)をおりんに相談し、おりんは丹波屋に話を持ちかける。しかし、丹波屋は飾台を歯牙にもかけず、おりんは不本意ながら丹波屋の妾になる。
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