大統領候補者指名投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/24 20:51 UTC 版)
「1952年民主党全国大会」の記事における「大統領候補者指名投票」の解説
下表は、投票結果をまとめたものである。各候補は各投票での最高獲得票数に基づいてまとめられ、いずれかの回の投票で20票以上を獲得した候補のみが掲載されている。1952年民主党全国大会は民主・共和両党にとって、大統領指名候補者を選出するために複数回の投票を要した、最後の大会であった。 大統領候補者指名投票(1952年民主党全国大会)投票第1回第2回第3回イリノイ州知事アドレイ・スティーヴンソン273324.5617.5テネシー州選出上院議員エステス・キーフォーヴァー340362.5275.5ジョージア州選出上院議員リチャード・ラッセル268294261元商務長官、大使W・アヴェレル・ハリマン123.51210副大統領アルバン・W・バークリー48.578.567.5オクラホマ州選出上院議員ロバート・S・カー655.50マサチューセッツ州知事ポール・A・デヴァー37.530.50.5ミネソタ州選出上院議員ヒューバート・ハンフリー2600アーカンソー州選出上院議員J・ウィリアム・フルブライト2200分散票26.513.58キーファーヴァーは1度目の投票後、大部分の代表を獲得したが、トルーマン大統領がスティーヴンソンに味方して戦いに加わった。トルーマンは、出馬を辞退してスティーヴンソンを支持するようハリマンを説得することによって、対立するキーファーヴァーとラッセルへの支持に先んじた。大統領は、ジム・クロウ法が効力を持っている州から南部の候補を指名すれば、アフリカ系アメリカ人や北部の白人有権者からの民主党に対する潜在的支持を失うと確信していた。 スティーヴンソンは、3度目の投票で指名された。この大会は民主・共和両党にとって、大統領指名候補者を選出するために複数回の投票を要した、最後の指名大会であった。
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