大神塚周辺古墳群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:18 UTC 版)
大神塚古墳の周辺には、小型古墳5基(大神塚周辺古墳群)が分布する。そのうち3基は1908年(明治41年)・1972年(昭和47年)に発掘調査が、残り2基は寒川駅北口土地区画整理事業に伴い2005-2011年(平成17-23年)に「岡田西河内遺跡」として発掘調査が実施されている。そのうちの1基は「大塚古墳公園」として整備され、石室が保存されている。 本古墳群からは石室が検出されたほか、耳環・切子玉・鏃等の鉄製品が出土している。築造時期は6世紀末から7世紀前半頃と推定される。周辺古墳群の時期は大神塚古墳と大きな隔たりがあるが、これは大神塚古墳の周辺が古墳時代を通じて首長の墓域と認識される特別な地域であったからと推測される。
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