大村 和久とは? わかりやすく解説

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大村和久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 22:23 UTC 版)

 大村和久 八段
名前 大村和久
生年月日 (1928-02-18) 1928年2月18日
日本愛知県名古屋市
没年月日 (2023-01-07) 2023年1月7日(94歳没)
プロ入り年月日 1956年2月8日(27歳)
引退年月日 1975年3月31日(47歳)
棋士番号 71
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 板谷四郎九段
段位 八段
棋士DB 大村和久
2023年1月11日現在
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大村 和久(おおむら かずひさ、1928年2月18日 - 2023年1月7日[1])は、将棋棋士愛知県名古屋市出身。棋士番号71。板谷四郎九段門下。

人物

  • 1961年度の第2期王位戦ではリーグ入りし最後まで挑戦争いにからむ活躍をみせた(最終的に大山康晴王位に挑戦したのは丸田祐三)。
  • 板谷四郎・板谷進親子亡き後の中京棋界の長老として、日本将棋連盟理事や東海本部本部長を務めた。
  • 引退後は名古屋市の自宅で将棋教室を主宰し、同じく名古屋市出身でそこへ通った杉本昌隆は、大村について「アマチュア時代の自分の師匠」と語っている[1]
  • 2023年1月7日、心不全のため死去[1][2]。94歳没。存命する棋士の中で最高齢であった。

昇段履歴

  • 1949年 入門
  • 1950年 初段
  • 1956年 四段 = プロ入り
  • 1961年 五段
  • 1963年 六段
  • 1974年11月 七段
  • 1975年 引退
  • 1994年11月 八段

主な成績

在籍クラス

順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦
出典[3]
(出典)竜王戦
出典[4]
名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
1956 11 C219
1957 12 C212
1958 13 C206
1959 14 C205
1960 15 C206
1961 16 C112
1962 17 C109
1963 18 B213
1964 19 B215
1965 20 B210
1966 21 B207
1967 22 B209
1968 23 B218
1969 24 C103
1970 25 C107
1971 26 C115
1972 27 C112
1973 28 C105
1974 29 C116
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

脚注

  1. ^ a b c 将棋棋士の大村和久八段死去 94歳、東海の将棋普及に尽力”. 朝日新聞デジタル (2023年1月11日). 2025年1月7日閲覧。
  2. ^ 訃報 大村和久八段”. 日本将棋連盟 (2023年1月11日). 2025年1月7日閲覧。
  3. ^ 名人戦・順位戦」『日本将棋連盟』。
  4. ^ 竜王戦」『日本将棋連盟』。

関連項目

外部リンク




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