大日本帝国憲法のもとでの詔書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 00:29 UTC 版)
大日本帝国憲法のもとでは、天皇の行為のうち「皇室ノ大事ヲ宣誥(せんこう)シ及大権ノ施行ニ関スル勅旨ヲ宣誥スルハ別段ノ形式ニ依(よ)ルモノヲ除クノ外詔書ヲ以(もつ)テス」るものと定めていた。詔書の様式については大きく分けて皇室に関する「宮務詔書」と憲法に基づく天皇大権発動の際に出される「政務詔書」の2つに分けられていたが、具体的な種別や手続については「公式令」において定められていた。最も有名なものが玉音放送の原稿である「大東亜戦争終結ノ詔書」。文体は文語体で片仮名と漢字で表記されていた。
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